八戸聖ウルスラ学院

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VOICE ─ FAQ/先輩/先生 ──

佐久間 寛先生 Sakuam Hiroshi

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  • ウルスラ中学 2年担任
  • 担当:国語(中1、中2)
中高一貫教育の特長や具体的な指導内容について、国語を担当している佐久間寛先生に教えてもらいました。

取材班

【国語担当】

佐久間先生

つまずくポイントを「先回り」で対策

高校を母体とした中高一貫校なので、教員は生徒が高校入学後、どのポイントで苦労するか、何をやっておけば良いかを知っています。

経験を踏まえ、連続性を保って指導できることは、ウルスラ学院中学の一つの特長。

国語であれば古文の文法でつまずきがちなので、中3の授業から高校で習う範囲を一部取り入れ、徐々に慣れるようにしています。また、百人一首などを通して親しみを持ってもらう工夫もしています。

現代文も文章構造に注意して読み解く、文学史的な要素を取り入れるなど、中学の段階から高校で指導する内容を取り入れています。

取り上げた作品と同じ年代に活躍した作者や時代背景に触れたり、石川啄木や宮沢賢治、三浦哲郎ら東北地方ゆかりの文学者を紹介したりと、文学を身近に感じてもらえる授業を心掛けています。



数学と英語以外の教科でも、部分的な「先取り学習」が行われているんですね!確かに文法は突然出てきて覚えるのが大変だったイメージ…。少しずつ慣らしてもらえるのは助かりますね。

取材班

【国語担当】

佐久間先生

試験対策は計画表とアプリでバッチリ!

定期考査前は「計画表」を使って、生徒自身が試験範囲の学習計画を立てます。

いつまでにどの教科をどこまで進めるかToDoリストを作成し、それぞれ進み具合をチェックする仕組みです。習い事をしている生徒も多く、勉強との両立に一役買っています。

教師と生徒がiPadのアプリでコメントをやりとりできる「学習の記録」も便利です。

授業で疑問に思った点を気軽に質問できるので、毎日の予習や復習に役立ちます。また、勉強や人間関係の悩みなども書き込んで相談できるので、問題の早期解決にも役立っています。



学習アプリをお悩み相談にも使えるなんて、まさに一石二鳥!気軽に先生とやりとりできるので信頼関係が深まりそうです。

取材班

【国語担当】

佐久間先生

意見交わし刺激し合う

ウルスラの生徒は様々な地域から集まるので、小学校までとは別の新しい人間関係がスタートすることになります。

様々な個性が集まり、毎日の教室での過ごし方そのものが出会いと発見の連続。そういう環境だからこそ、それぞれの教員ならではの独自の授業はすごく喜ばれます。

動画配信や塾で学べるようなことよりも、高校に繋がるような話や、海外の教育など、個性的な授業が歓迎されます。

スピーチ好きな生徒も多いですね。

自己表現するほど誤解も生まれやすいので難しさもありますが、互いの意見や知識を知らせ合うことが刺激となっています。

自分と違う部分を楽しむ雰囲気は、この学校が持つ素晴らしい部分の一つです。



「違う部分を楽しむ」って、実は社会に出るとすごく大切なスキル。学生時代に身に付けられたら視野が広がって人生が豊かになりそうですね。

取材班


プロフィール
名前 佐久間 寛 (さくま ひろし)
担任 ウルスラ中学 2年担任
担当 国語(中1、中2)