八戸聖ウルスラ学院

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VOICE ─ FAQ/先輩/先生 ─

越後 浩先生 Echigo Hirosi

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  • 担当:中学3年学級担任
  • 担当:中学校生徒指導
  • 担当教科:数学(中1、中3)
  • 担当教科:数学(高3)
  • 野球部顧問
  • 2009年入職
中学校の立ち上げ当初から教壇に立ち、数学を担当している越後浩先生にお話を聞いてみました。

取材班

【数学担当】

越後先生

大学受験に備える「先取り学習」

八戸聖ウルスラ学院中学校の場合、高校受験の準備に時間を充てる必要がないため、中学3年時には、高校の学習内容に入ります。(数学と英語のみ)

これを「先取り学習」と呼び、中高一貫教育の目玉として力を注いでいます。

中学3年時から高校の内容に取り掛かり、高校2年時には高校の全ての履修が終わります。

高校3年の1年間をまるまる大学受験に向けた演習に充てられるのがメリットで、生徒の学力や志望する大学を踏まえて、個別に対応していきます。

この体制が可能なのがウルスラの良さであり、生徒も前向きに、安心して取り組んでいますね。



数学と英語は、中2で中3の勉強が完了!?

中3で高1の勉強をスタートって、1年も進みが早い!

高3時にはその1年受験対策などで有意義に使えるなんて合理的。先取り学習は、中高一貫校だからできる魅力のひとつですね。

取材班


【数学担当】

越後先生

「習熟度別授業」で徹底理解

八戸聖ウルスラ学院中学校の特徴として、個人の理解度に応じてクラスを分けて授業を行う「習熟度別授業」があります。(数学と英語のみ)

習熟の早いクラスと、基礎をしっかり学ぶクラスの2クラスに分かれます。
公立の中学校の場合、高校入試を目指して授業が進むと思うのですが、
私たちのゴールは大学入試です。

単に数学の解き方を教えるのではなく、問題の本質や、考え方を理解してもらうようにしていますね。

また計算力や理解力を身に付けなければ、何もできなくなってしまうので、基礎が必要な生徒には、土台づくりを丁寧にやっています。

数学という教科の特性を考えると、習熟度が早い生徒には、どんどん上のレベルの問題を与えていった方が、伸び率が上がると感じています。



特に数学って一旦つまずくと、勉強イヤになっちゃいますよね。(´・ω・`)

でも、自分の理解度に合わせたクラスがあれば安心ですね!

じっくり学習したい生徒はペースを崩さず焦らなくていいし、先に進みたい生徒はどんどん進めばいいし、メリットがいっぱい。

取材班


【数学担当】

越後先生

「自主学習」と「縦割り班」で成長

放課後には、毎日16:30~18:30の2時間、中学生全員参加の『自主学習』があります。

また、各教室に1~3年生が『縦割り班』というグループを作って集まり、一人ひとりが自ら見つけた課題を勉強しています。

中3が1、2年生の面倒を見ることもあります。ウルスラには『否定しない、認め合う』雰囲気が学校全体にあるため、学年をまたいでも良い関係が作りやすく、上級生は下級生にとっても優しいですね。

自主学習とは言え、教員も柔軟に生徒をサポートします。数学はいったん分からなくなってしまうと、そこで止まってしまうものです。疑問がある生徒には、気軽に呼んでもらって、個別に指導しています。


放課後の自主学習の過ごし方が、成長できる
自分になれるかのカギです。


放課後まで勉強!?
18:30まで2時間も追加で勉強って大変そう(汗)って思ったけど、授業とは違い自分の落ち着いた時間で、自由に学習ができるって意外に大事な時間ですよね。

先生にも個別に質問できるし、授業より充実していて楽しいかも!

また1~3年生のグループで自習が斬新!
同学年同士だと気が緩むというか、お喋りもしちゃいそうだけど、違う学年が一緒なのがいい緊張感よね。違う学年と触れ合うことって人間力にも繋がりそう。

取材班

【数学担当】

越後先生

高3の授業が中学で教えるヒントに

私は中学の数学だけじゃなく、高3の数学も担当しています。中高どちらも担当できるのは、中高一貫教育ならではですね。

高校3年生から聞かれる質問の内容で、中1、中3の時点でどこを抑えておくべきか、つまずきやすいところは何かに気付かされます。

数学を教える上で、上の学年の姿を見て、しっかりと下の学年の指導に生かしていかなければと思います。



中学で数学を教えて、さらに高校の数学まで担当…。先生の能力高すぎ!

高校生のつまずきを考察し、中学の授業に活かすスーパーティーチャー。。

取材班

【数学担当】

越後先生

互いを認め合う雰囲気

生徒は、三八地域、上十三地域を中心に幅広く集まっています。

当然、入学した最初はいろいろ(ぶつかることが?)ありますが、生徒たちはだんだんとお互いを認め合うようになっていきます。

異なる背景を持った生徒たちが同じ学び舎で学校生活を送ることで、互いを尊重し合う環境、受け入れる、認めてくれる雰囲気が学校全体に広がっています。



否定しない、受け入れる、個人を尊重する』これです!これ!ウルスラを取材していて常に感じること。大げさかもしれませんが『愛』を感じます。

カトリックの精神が根底にあるからなのか、先生も生徒もとっても優しい。

何か発言して笑われたらどうしようとか、私なら思うけど。ウルスラは否定しないで、受け入れてくれる雰囲気があるんです。バカにしない雰囲気というか。それが当たり前になっているので、その環境に居ると私の狭い心も広くなりそう(笑)

【納得ポイント】
上級生が下級生に優しいことにビックリしました。中学内だけじゃなく、高校生も中学生に優しいんです。なぜならウルスラ高校の生徒の中にはウルスラ中学の卒業生もいて、同じ道を辿ってきており、中学時代の辛いことなどが理解できるためより優しくなれるそうです。

取材班

【数学担当】

越後先生

中学受験という選択肢

八戸聖ウルスラ学院中学校は開設から10年が過ぎました。年々受験者も増え、この地域において、中学校受験が選択肢の一つとして入るようになってきたと思います。

きょうだいで入学するケースも増えており、ウルスラの教育に満足、期待をしてくれているのではないでしょうか。



私は中学受験なんて考えたことないし、地域の公立中学に行くしか考えたことない。でもウルスラ中学を取材し知れば知るほど、すごく興味があるし、魅力を感じる。令和の時代に合った学校だと思うし、選択肢に必ず入ると思う。

取材班

プロフィール
名前 越後 浩 (えちご ひろし)
入職 2009年
担当 ・中学3年学級担任
・中学校生徒指導
・数学(中1、中3)
・数学(高3)
部活 高校の野球部顧問
趣味 スポーツ観戦